蓄熱フローリングシステム「エコ熱プラス(R)」
永大産業株式会社と三菱樹脂インフラテック株式会社が、国内では初となる蓄熱フローリングシステム「エコ熱プラス(R)」の販売を開始すると発表した。
このシステムでは、住宅の新しい冷暖房システムの構築を可能にする蓄熱機能を持つ木質フローリングと、高出力な放熱パネルを組み合わせて太陽熱や廃熱などで作られた温水をパネル内に循環させ、蓄熱材を利用して熱エネルギーを住宅内に効率的に取り込むものだ。
2社の技術を融合したシステム
最近では住宅において、住宅構造や工法、建材などの工夫。そして高気密化や高断熱化が進んでいることから、より少ないエネルギーで冷暖房を行い、再生可能エネルギーの活用なども求められている。
このような状況のなか木質フローリングのメーカーである永大産業と、床暖房パネルのメーカーである三菱樹脂インフラテックが、両社の建材設計技術や加工技術を活用することにした。
一般住宅の床材として普及している厚さ12mmの木質フローリングの中に、約5mm厚のゲルシート状の潜熱蓄熱材を封入。専用放熱パネルと組み合わせた、蓄熱フローリングシステムを開発した。
これまで広島ガス株式会社などで性能評価を進めてきたのだが、評価を終了し販売体制を整えた。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
永大産業株式会社 ニュースリリース
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