クラウド型機器保守・設備管理サービス
株式会社日立製作所が、ハンズフリー型の現場保守・点検作業支援システムを開発した。このシステムはクラウド型機器保守・設備管理サービス「Doctor Cloud(ドクタークラウド)」のオプションサービスとして7月から販売を開始する予定だ。
この現場保守・点検作業支援システムを導入すれば、現場の撮影や作業ナビゲーションの確認をハンズフリーで行うことができるようになる。
また着脱式カメラを活用することによって、見えにくい箇所も確認や撮影ができるため保守・点検作業の効率・安全性向上と遠隔地からの作業指示を効率化できる。
両手で作業ができるため効率が上がる
社会インフラは機械や設備を納入した後、異常発生の抑制や早期検出が求められている。そのため日立はITを活用し、機械の稼動状況を常時遠隔で把握することが可能な「Doctor Cloud」を開発した。
そのうえ現場作業のニーズにも対応できるようにするために、「Doctor Cloud」の機能を拡充するために様々なことに取り組んできた。
具体的には現場作業者が、機器・設備に貼付したマーカーをカメラで読み込むと、作業ナビゲーションがヘッドマウントディスプレイ上に表示される。
作業スタッフは目線を変えることなく必要な情報を確認でき、両手を使って作業を行えるため現場作業の効率・安全性を向上させる。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
株式会社日立製作所 ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/