「クラウド蓄電池システム」
シャープが「クラウド蓄電池システム」<JH−55FM3P/JH−WB1503/JH−RWL6W>を発売した。
今回新たに発売される「クラウド蓄電池システム」は、太陽光発電と蓄電池を1台で制御することができるハイブリッドパワーコンディショナの定格出力を、これまでのものよりも30%向上し、蓄電池の容量もこれまでよりも2倍拡大した。
とくに屋根面数が多い寄棟屋根や、複合屋根などの太陽光発電システムに最適となっている。
停電時には自動で電力供給
クラウド蓄電池システムはネットワーク上で情報を管理する「クラウドサーバー」と連携しており、電気料金プランの多様化や、季節・時間帯によって変化するユーザーの電力使用状況に合わせたエネルギーマネジメントを実現する。
ハイブリッドパワーコンディショナは、これまでと同じサイズのコンパクト設計となっている。そのうえ定格出力が向上し、入力回路も2回路から3回路へと増やした。
今までは屋根面数が多い寄棟屋根などの住宅に「クラウド蓄電池システム」を設置する場合に、ハイブリッドパワーコンディショナ1台だけでは他のシステムと連携できないこともあったが、今回の「クラウド蓄電池システム」では1台で対応が可能だ。
さらに大雨や暴風、高潮などの気象警報が発令された場合には、自動でリチウムイオン蓄電池本体を満充電の状態に維持し、もし停電が起こった場合には自動的に電力を供給する機能を搭載した。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
シャープ株式会社 ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/150223-a.html