「パナホームアジアパシフィック」を設立
パナホーム株式会社がマレーシア以外のASEAN地域にて住宅事業を拡大するために、シンガポールに100%出資による新会社「パナホームアジアパシフィック」を、4月1日に設立すると発表した。
パナソニックとしては今後海外での住宅事業を拡大していく計画を立てており、現在の台湾、マレーシアという2拠点からASEAN地域へ拡大していくことになった。
パナソニックグループは2018年度に売上高10兆円を掲げている。その中では住宅事業分野にて2兆円を売り上げることを目標としている。
2段階で展開
そのためにパナホームはASEANの中を2時間程度で移動できるシンガポールに、新しい統括会社を設立する。統括会社では各対象地域において情報収集や営業活動を行い、地元ディベロッパーとSPCを設置することによって案件毎に建設体制を組織する。
統括会社は、パナホーム台湾株式会社やパナホームマレーシア株式会社と同じように、パナホームの海外事業本部傘下に置かれ、2段階での展開を予定している。
第1段階として受注促進に向けた情報収集力を強化して、各国規制等の調査や課題解決に向けた対応力強化を図る。そして第2段階では各国に適したマーケティング力を強化し、地域コーポレート機能の強化を図る。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
パナホーム株式会社 ニュースリリース
http://www.panahome.jp/company/news/release/