南相馬市の災害廃棄物の処理を一手に担う
JFEエンジニアリングは2月19日、JFEエンジニアリングが代表となる共同企業体が、福島県南相馬市の災害廃棄物の焼却・減容化処理業務を受託したと発表した。発注者は、南相馬市の代行要請を受けた、環境省福島環境再生事務所である。
今回の業務では、福島県南相馬市小高区の建設予定地にある既存工場を解体した後、1日200トンの処理能力を有するストーカ炉を建設。プラントの運転管理から焼却炉解体までを一括して行う。2016年春から焼却処理を開始し、2018年3月中に業務を完了する予定だ。
福島県の災害廃棄物処理業務は4件目
JFEエンジニアリングは2014年5月にも南相馬市の災害廃棄物処理業務を受託しており、相馬市全域にわたる災害廃棄物処理を請け負うことになる。
また現在、福島県内の各地区で進められている災害廃棄物や除染廃棄物の焼却・減容化処理業務でもJFEエンジニアリングは3件の業務を受託しており、今回が4件目となる。
既に受託している3件の仮設焼却炉は現在建設中で、今年4月頃より順次運転をスタートさせる予定だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング株式会社のニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2015/20150219075453.html