寺田倉庫、建築家有志と建築模型博物館を開設

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寺田倉庫、建築家有志と建築模型博物館を開設

2015年02月05日 01:00

寺田倉庫株式会社は、槇文彦、隈研吾、山本理顕、坂茂、北山恒・三宅理一・古市徹雄ら国内の著名建築家とともに「一般財団法人建築文化保存機構」を設立することを1月30日金曜日に行われた同財団発足シンポジウムにて発表した。

本年8月には天王洲アイル(東京・品川)の同社本社内に日本初の「現代建築模型博物館」も開設する予定。

日本建築文化の継承

今回予定されている「現代建築模型博物館」は、建築模型を文化資料として設計事務所ごとに模型を保管する施設。さらにこれらを一般に公開することで日本建築の継承と普及を図る目的。収蔵する建築模型は図録にして出版も予定している。

建築模型・資料の保存

日本の建築技術は世界的にも高い評価を得ているが、建築模型および資料の収集・保管、またそれらを活用するシステムはそう多くない。現在は国立近現代建築資料館で全国の大学などとネットワークを作り、保護が必要な資料の収集が行われているだけである。また、増え続ける建築模型の保管場所は各建築事務所にとって悩みの種となっており、郊外のトランクルームやコンテナなどを借りて保管している現状もあるという。今回の博物館が果たす様々な役割に期待がかかる。

▼外部リンク

 

寺田倉庫株式会社
http://www.terrada.co.jp/

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