白石・郡山間ガスパイプラインから分岐
石油資源開発株式会社は1月26日、郡山北部ガスパイプラインの建設を完了し、1月24日から天然ガスの供給を開始したと発表した。
平成25年7月24日に建設を決定し、福島県本宮市、および郡山市において工事を進めてきた。平成19年3月に運転を開始した白石・郡山間ガスパイプラインから分岐する、郡山市富久山町までの約12キロメートルの高圧ガスパイプラインとなる。
郡山市東部への需要拡大に対応
白石・郡山間ガスパイプラインの終点より郡山市内へのガス供給は、東部ガス株式会社福島支社が行っている。今回、建設完了した郡山北部ガスパイプラインも石油資源開発が東部ガスと協力し、工業団地が集積する郡山市東側の需要拡大へ対応する目的で行ったもの。
郡山北部ガスパイプライン建設により、業務用・産業用需要を中心としたニーズに対応することが可能となる。
今後もエネルギーネットワークの構築図る
石油資源開発は、福島県新地町の相馬港においても相馬LNG基地の建設、および同基地と新潟・仙台間ガスパイプラインを接続する新規パイプライン建設のプロジェクトを進めている。
プレスリリースでは
今後も国内外のガス田から生産される天然ガスやLNGを確実にお客様に提供する一貫操業・供給体制(ガスインテグレーション)を着実に推進し、供給安定性とセキュリティ対応に優れたエネルギーネットワークの構築を図ってまいります。(プレスリリースより引用)
と述べられている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
石油資源開発株式会社 プレスリリース
http://www.japex.co.jp/newsrelease/20150126_KoriyamaNorth