大型新造船建造ドックを建設
今治造船は、1月29日、長さ約600メートル×幅80メートルの大型新造船建造ドックを新設することを発表した。
なお、新設ドックの建設は、2000年完成の西条工場ドック以来15年ぶり。りんかい日産建設、大林組、東洋建設の共同企業体により、2015年2月から建設を開始する予定である。
新設ドックの概要
新設ドックの建設地は、丸亀市土地開発公社より払い下げを受けた同社丸亀事業本部に隣接する、約10万平方メートルの埋め立て地だ。
吊り能力1,200トンのゴライアスクレーンを3基有し、世界最大級となる20,000個積みメガコンテナ船(全長約400メートル×幅約59メートル)等の超大型船建造に対応する計画である。
なお、ブロック工場等含めて約400億円の設備投資を予定しているという。
世界中のニーズに合わせた船造りを
今治造船は、世界中からの多様なニーズに対応出来る生産体制を構築することで、超大型船商談などにも積極的に取り組む方針である。
なお、新設ドックは、2016年10月の完成を予定し、最新省エネ技術を駆使したメガコンテナ船の第1船目は、2018年初めの竣工をめざす。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
今治造船 ニュースリリース
http://www.imazo.co.jp/html/comp/news/150129_02.html