インド洋沖でメタンハイドレート調査工事
日本海洋掘削は1月28日、インドの国営石油会社と「メタンハイドレート・ボーリング調査の掘削請負及び関連サービス提供契約」の締結を行う予定であることを発表した。
契約を結ぶのは、インド政府が74.14%出資する国営石油会社Oil and Natural Gas Corporation Limited。
作業海域は東インド沖で、作業坑数は40坑。3月初旬から作業を開始する予定だ。掘削調査には、海洋研究開発機構が所有するドリルシップ「ちきゅう」が用いられる。
受注総額は、約8,400万米ドル
作業料金建ては日割作業料率方式を取り、受注金額は約8,400万米ドル。この金額には掘削請負収入だけではなく、「ちきゅう」移動のためのコストや、調査に必要なサービスや機器類、ヘリコプター、サプライボートなどの費用も含まれる。
「ちきゅう」は大深度の掘削を目的に世界初のライザー式掘削システムを採用した、ドリルシップ型の海洋掘削船。国際深海科学掘削計画(IODP)の主力船として活躍していることで知られる。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
日本海洋掘削株式会社のニュースリリース
http://navigator.eir-parts.net/EIRNavi/e
地球深部探査船「ちきゅう」
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/index.html