オフィスビルに「見える化」を
サクサホールディングスは、1月23日、中核事業会社であるサクサおよびサクサグループであるマイスターが、前田建設工業により平成26年12月に竣工した「飯田橋MKビル」へ、電力・環境の「見える化」システムを納入したことを発表した。
建設にあたり、前田建設工業では、オフィス環境の改善に必要なのは、快適性も含めた電力および環境のリアルタイムな状況把握であると考え、今回の導入を決めたという。
システムの概要
サクサグループは、サクサの「各種センサ機器」とマイスターのクラウドASPサービス「クラウドセンサ」を基軸に、消費電力だけでなく、温度・湿度・照度の「環境の見える化ソリューション」を展開し、高度な省エネ、シミュレーション技術を提案している。
具体的には、人感・傾斜センサを搭載した低消費電力の複合型無線LANセンサを活用し、電力消費量や環境値のデータを収集しながら、グラフ、ビジュアル化。
また、フロア図面に電力および環境センサのアイコンを配置することで、インフォグラフィカル表現し、複数センサ値のグラフを重ねることで、比較・解析・分析しやすい複合グラフを作成するという。
オフィス環境のさらなる改善へ
前田建設工業では、「居ながら改善」を実施中だ。
今後、サクサグループは、同社向けにさらなるセンサ導入を提案するなど、効果的かつ効率的な節電、および快適なオフィス環境の実現に貢献する方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
サクサホールディングス プレスリリース
http://www.saxa.co.jp/pdf/20150123.pdf