ヒートポンプ給湯機『ネオキュート』
ダイキン工業株式会社が、新冷媒HFC32を採用したヒートポンプ給湯機『ネオキュート』の発売を開始する。
現在国は低炭素化を推進しているのだが、とくに給湯分野の省エネ化が求められている。『エコキュート』は使用湯量が多く、光熱費の削減効果が高いため人気の給湯機となっている。
しかし戸建住宅の約60%も占める3人以下の世帯、また低層賃貸等の集合住宅においては普及が進んでいない。そのため今回、使用湯量が少ない少人数家族向けにヒートポンプ給湯機を開発した。
どこにでも設置が可能に
ヒートポンプユニットが軽量コンパクトになっているため、設置スペースを容易に確保できる。また貯湯タンクから離れた場所に置く場合であっても、ルームエアコンと同じく壁面や屋根に据付けなど自在に設置可能だ。
浴槽のお湯を追いだきする場合にはタンク内のお湯の熱を利用して温めるのだが、今回新たに「ホットバック追いだき」機能を搭載した。
これによって追いだきに利用して冷めてしまったタンクのお湯を、ヒートポンプユニットで再加熱してからタンクの上部に戻すことができる。
今後の展開としてはヒートポンプを中心にした冷媒制御技術により、冷房時の廃熱を給湯に利用する熱回収システムなどにて低炭素社会の実現に貢献していく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ダイキン工業株式会社 ニュースリリース
http://www.daikin.co.jp/press/2015/150126_h/index