「スマートコンストラクション」を開始
コマツはダントツソリューション「スマートコンストラクション」を開始すると発表した。コマツはスマートコンストラクション推進本部を設立。新たなソリューションを提供していく。
「スマートコンストラクション」は建設現場にある様々な情報をICTで繋ぎ、安全で生産性の高い現場のために蓄積されたデータを社会インフラの整備や災害復旧に役立てていく。
クラウドプラットフォーム「KomConnect」
新たに開発したクラウドプラットフォーム「KomConnect(コムコネクト)」に6つのプロセスに関わる情報を入力し、建設現場の全てをICTで繋げ生産性を向上させ安全な「未来の現場」を実現する。
1つ目のプロセスは現況の高精度測量だ。無人ヘリや3Dレーザースキャナー、機械の運転席に搭載されているステレオカメラなどを活用することにより、短時間で正確に現状を把握し高精度な3次元データを生成する。
「施工完成図面の3次元化」は2次元の施工完成図面を預り、3次元データに変換する。3次元データの現況と施工完成形の差を視覚化することによって、施工前に施工する範囲、形、運土量などを正確に把握できる。
「変動要因の調査・解析」は工事を進める上で変動要因となる、土質や地下の埋設物について事前に調査し解析する。
その他にも「施工計画の作成」や、「高度に知能化された施工」、「完工後の施工データ活用」などがある。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
コマツ ニュースリリース
http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/press/