日本の木造住宅の現状改善を目指して
2015年1月16日、株式会社エヌ・シー・エヌは同社の「耐震住宅100%」実行委員会が実施した「あなたの残したい建物コンテスト」にて計7,827件の「いいね!」が集まったことを発表した。
同コンテストは阪神淡路大震災から20年目となることを踏まえ、Facebook上で命の尊さや、耐震についてもう一度考えてもらうことを目的に開催したもの。2014年9月22日から12月31日の3ヶ月間で、ノミネートされた8物件の一般投票を行った。
阪神淡路大震災で亡くなった人の死因の9割が木造住宅の倒壊による圧死であった。20年が経過した現在も、耐震化が不十分な住宅は全国に約1千万棟も存在すると言われている。これを受けて同社では「耐震住宅100%」実行委員会を立ち上げ、全国約200社の工務店とともに旧耐震で建設された建物の改築と改修を促す活動を続けている。
コンテスト大賞を獲得した建物には無償で耐震改修など
同コンテストでは、思い出に残る場所や後世に残すに相応しいにも関わらず、耐震強度が不足していて危険と思われる古い建物を一般募集。そのなかから、耐震改修できる物件を選び、Facebookからの「いいね!」の投票数を考慮して大賞を決定する。
大賞に選ばれた物件は耐震住宅100%実行委員会で無償の耐震改修が施されるとのこと。結果発表は2015年1月30日。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社エヌ・シー・エヌ プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000004739.html
耐震住宅100% 公式サイト
http://www.taishin100.com/