廃棄物処理分野について日本の先進的技術を提供
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2015年1月16日、チャクラモン大臣立ち会いのもと、タイ工業省と廃棄物処理分野の計画策定などにかかわる協力を進めていくレター オブ インテントを締結した。
レター オブ インテント(Letter of Intent=LOI)とは、国際通貨基金とのプログラム締結などに先だって、加盟国が国際通貨基金と交わす政策合意文書。
協力関係の強化による日本企業の進出を期待
近年、経済発展の著しいタイでは、プラユット暫定首相の施政方針演説で廃棄物処理を重要課題として掲げるほど、廃棄物の埋め立て処理にともなう環境負荷の軽減が課題となっている。
今回の締結によって、廃棄物焼却施設設立計画策定をNEDOが支援。タイ工業省と廃棄物処理に関する協力を通じて、エネルギーや環境問題を改善するとともに、我が国の優れた先進的技術の普及を図る。
NEDOとタイとの協力事業は1990年代から構築しており、特にタイ工業省とは、多くの協力事業の実績を持つ。協力関係をさらに強化することで、日本企業の進出支援につながることが期待される。
(画像はイメージです)
▼外部リンク
NEDO:タイ工業省と廃棄物処理分野で協力
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100345.html