商業用水素ステーション竣工式を開催
豊田通商は、1月19日、日本エア・リキードと、名古屋市熱田区と豊田市の2カ所で建設を進めていた水素ステーションが完成し、竣工式を行ったことを発表した。
なお、2カ所の水素ステーションの事業運営は、豊田通商と日本エア・リキードの合弁会社である「豊通エア・リキードハイドロジェンエナジー」が実施する。
概要
2カ所の水素ステーションは、自動車各社の燃料電池自動車(FCV)の販売開始にともない建設された。
名古屋熱田水素ステーションは、名古屋市中心部で唯一かつ初めての商業用水素ステーション。一方、豊田インターチェンジ水素ステーションは、豊田市内で初めての商業用水素ステーションであり、ガソリンスタンド併設型の水素ステーションのモデルケースとして期待が寄せられている。
なお、水素供給は、外部から調達した水素を利用する「圧縮水素オフサイト方式」を採用。日本エア・リキードが、技術、設備管理および安全管理を行い、豊田通商が経営および管理業務を行う計画だ。
水素インフラ社会に貢献
豊田通商は、今回のプロジェクトを通じて、水素インフラに関わる実績とノウハウをいかし、水素インフラ社会の普及推進に貢献する方針である。
なお、営業開始は2月中をめざす。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
豊田通商 プレスリリース
http://www.toyota-tsusho.com/press/detail/
日本エア・リキード ホームページ
http://www.jp.airliquide.com/