ごみ焼却施設の建設に着手
株式会社協和エクシオが、沖縄県国頭郡の国頭村、大宜味村、東村で構成される「国頭地区行政事務組合」から受注した、国頭村内に建設予定のごみ焼却施設の設計が終了し、建設工事に着手することになった。なお同施設の完成は、2016年2月の予定だ。
協和エクシオでは、廃棄物処理や水処理、リサイクル施設などの再生可能エネルギー施設の建設および運転・維持管理業務などの環境事業を主に行っている。
排水は無放流方式を採用
今回着手する工事は、国頭村、大宜味村、東村の3村の各家庭から回収された可燃ごみおよび、リサイクルセンターで破砕処理された粗大ごみに加えて、地震などの災害発生時の廃棄物から処理不適物を除いた災害廃棄物を焼却処理するごみ焼却施設を建設する。
ごみ焼却施設は、ストーカ式焼却炉を2炉設置。日量12トンの処理に対応し、粉じんや騒音、振動、悪臭などの公害防止設備として、集じん装置、消臭剤噴霧装置を設置する。
それ以外にもごみ焼却処理で発生する排水は、場内循環利用により無放流方式を採用している。
なお今回の建設工事に先立ち、1月15日に行政事務組合の管理者である宮城久和氏、国頭村長をはじめとして3村の関係者や、来賓、同社代表取締役社長の小園文典氏をはじめとする工事関係者など約50名が出席し、現地で工事安全祈願祭を執り行った。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
株式会社協和エクシオ ニュースリリース
http://www.exeo.co.jp/news/15/news20150116.pdf