東京ガスは、1月8日、マンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」と「停電時発電機能」オプション品が、日本で初めて、住友不動産の「(仮称)品川ベイサイド大規模プロジェクト」において同時採用されたことを明らかにした。
「エネファーム」は分散型エネルギーシステムで、省エネ・省CO2といった地球環境への配慮、防災の観点からも社会的ニーズが高まっている。
なお、「停電時発電機能」オプション品を導入することで、「エネファーム」が発電停止中でも、自立起動して発電し、停電時使用可能コンセントを通じて電力を家庭内に供給することができるという。
住友不動産は、東京都品川区のベイエリア「天王洲」にて地上14階建て、総戸数254戸のマンションを建設中だ。
同社では、防災や省エネをコンセプトとした商品企画に取り組んできた。今回は、停電時の電力供給システムとしてマンション内に「非常用発電機」を設置し、エレベーター、共用部の給水ポンプ、照明などに電力を供給することで、災害時の安心・安全を一層高めたという。
なお、東日本大震災以降、顧客の省エネ・防災ニーズが更に増加していることから、「エネファーム」と「停電時発電機能」オプション品を南北両端に位置する住戸(51戸)に採用することを決めた。
東京ガスは、今後もエネルギーの安定供給に貢献し、首都圏のエネルギー事業者としての役割を果たしていく方針である。
一方、住友不動産は、住まいの安心・安全を目指す取り組みを継続していくかまえだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京ガス プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20150108-01.html
住友不動産 ホームページ
http://www.sumitomo-rd.co.jp/