日本土地建物と野村不動産の共同事業
日本土地建物と野村不動産は1月6日、「小伝馬町ビル」の建替え事業を行うと発表した。
東京都中央区日本橋小伝馬町の約930平米の敷地に、野村不動産が販売する「PMO(プレミアム ミッドサイズ オフィス)」が建設される。PMOは中規模ながら高いグレードを有する賃貸オフィスビルで、千代田区、中央区、港区などでシリーズ展開している商品。高稼働率を誇っており、テナントからも好評だ。
災害時に備え1階にはラウンジ
新たに開発される「PMO日本橋江戸通(仮称)」は、耐震性能と環境性能に優れ、BCPに対応した地上9階建ての建物。
1階部には「PMO」初となるラウンジを設置。ふだんは来訪者とのミーティングなどに使用し、災害時には待機場所として周辺住民や利用者に開放する。
また、キッチンやラボなど給水ニーズに応えるために、基準階に給排水設備を導入する他、更衣室や休憩室、倉庫などに利用可能な多目的スペースも設置。
これまでの「PMO」とはひと味違う、「PMO+」として2016年6月の竣工を目指す。完成後の運営管理は野村不動産グループが行う。
▼外部リンク
日本土地建物株式会社、野村不動産株式会社のプレスリリース
http://www.nittochi.co.jp/news_links/pdf/news.pdf