天気予報に基づき、自動で蓄電池をコントロール
シャープ株式会社は2014年12月26日、近鉄けいはんな線 学研奈良登美ヶ丘駅(奈良市)前に建設される「近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地」に建設されるスマートハウスに、クラウド蓄電池システムなどを中心とした住宅用エネルギーソリューションシステムを納入すると発表した。
今回同社が納入するのは、太陽光発電システム(多結晶太陽電池モジュール)、HEMSコントローラ(クラウドHEMS、タップ)、クラウド蓄電池システム(リチウムイオン蓄電池本体(屋外設置用))となる。
新しいエネルギーソリューションを15邸に導入
太陽光発電システムの導入によって、電力が足りない雨の日や発電しない夜間などは、蓄電池を使用しながら、余った電力は電力会社に売ることができる。
さらに、割安な夜間のうちに電力を蓄え、電力をたくさん使う朝夕に放電することで、割高な電力の購入を抑えるなど、天気予報をもとに自動的に効率のよい運転を行う。
また、季節や曜日、時間帯ごとの発電量や電気使用量データをクラウドサーバーに蓄積し、最適な電気料金プランを自動で試算することもできる。
同社は今後も、きめ細かなエネルギーマネジメントが行えるソーラーエネルギーソリューションの提案を推進していく。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
「近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地」のスマートハウスに住宅用エネルギーソリューションシステムを納入 – ニュースリリース:シャープ
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/141226-a.html