11月の受注高は9,504億円
国土交通省は12月25日、平成26年11月の「建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)」の結果を公表した。調査によると民間・公共を合わせた受注総額は9,504億円。対前年同月比16.9%プラスとなり、2か月連続での増加となった。
11月の民間工事も、対前年同月比32.0%プラスの6,139億円。4か月ぶりに増加へと転じた。製造業、非製造業共に増加しており、製造業は対前年同月比23.9%増の1,225億円。非製造業は対前年同月比34.1%増の5,095億円となっている。
発注者別でみると不動産業、金融業、保険業、製造業等などからの受注が増加した。工事種類別で見ても建築、土木ともに増加。事務所・庁舎、倉庫・流通施設等の建設工事が増えている。
国外工事の受注は4か月ぶりに減少
11月の公共工事の受注高は、2,449億円だった。対前年同月比20.9%増となり、国の機関、地方の機関ともに2か月連続で増加した。
建築、土木ともに増加しており治山・治水、医療・福祉施設、土地造成等の工事が増加した。
一方、海外工事は減少し、11月の海外工事の出来高は350億円だった。対前年同月比63.0%減となり、4か月ぶりに受注が減少している。
(画像は、報道発表資料より)
▼外部リンク
国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000497.html