小水力発電事業を強化
日本アジアグループは、12月18日、小水力発電事業強化を目的に、シーベルインターナショナル(以下、シーベル)への資本参加をすることを発表した。
シーベルは、『流水式(超低落差型)小水力発電装置スモールハイドロストリーム(以下、「スモールハイドロストリーム」)』等の製品群を保有。
水流を利用した超低落差型のマイクロ水力発電システムの実用化を世界に先駆けて成功させ、アジア・アフリカ各国へグローバルに事業を展開していることから、今回の資本参加は、同グループの更なる成長につながると位置づけている。
「スモールハイドロストリーム」の概要
このシステムは、シーベルが発明した流水式の小水力発電システムで、落差が無い水路や3メートル以下の低落差水路で活躍するものだ。
従来の水力発電では難しい農業用水路、上下水道、工場排水等の超低落差の水路にも設置可能で、土木・設置工事が容易かつ安価である。
また、災害等の非常時には緊急電源としても転用ができ、地元企業でも保守メンテナンスが可能という、シンプルな設備が特徴だ。
「第二の柱」を推進
日本アジアグループは、「Save the Earth, Make Communities Green」をミッションに掲げ、再生可能エネルギー事業に取り組んでいる。
同社は小水力発電事業を、再生可能エネルギー事業の「第二の柱」とし、日本国内外で、安心で安全なまちづくり、エネルギーの自立など地域に根ざしたニーズに応えていく方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
日本アジアグループ ニュースリリース
http://www.japanasiagroup.jp/cms/pdf/957/2014-12-18.pdf