練馬区に水素ステーションをオープン
東京ガスは、12月18日、東京都練馬区にて「練馬水素ステーション」を開所した。
同社は、経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」の採択を受け、自動車メーカーの燃料電池自動車の一般販売開始に合わせるべく、昨年7月より練馬水素ステーションの建設工事を進めていた。
練馬水素ステーションの概要
練馬水素ステーションは、東京ガスが設置している天然ガススタンド「練馬エコ・ステーション」に水素ステーションを併設するものだ。
他で製造した水素を蓄ガス設備で受け入れ、燃料電池自動車に供給する「オフサイト方式」を採用。充填速度は1台あたり3分間程度である。
なお、この設備は、関東で初めて開所する商用の水素ステーションであり、既存の天然ガススタンドと併設する商用の水素ステーションとしても、日本で初めてだという。
水素供給の基盤を確立
東京ガスは、これまで実証事業として、東京都荒川区の「千住水素ステーション」と大田区の「羽田水素ステーション」の建設・運転を行ってきた。
これらの実績を踏まえ、今後も水素利用拡大に向けた準備を推進していく方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京ガス プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20141218-01.html