「環境発電技術」の早期実現を
BASFジャパンは、12月19日、エネルギーハーベスティング技術の早期実現化を目指し、2016年6月までの2年間、「クリーンデバイス社会実装推進事業プロジェクト」に参画することを発表した。
なお、エネルギーハーベスティング技術は、「環境発電技術」と呼ばれており、周りの環境から微小なエネルギーを収穫(ハーベスト)して、電力に変換する技術のことである。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業で、2015年下半期よりBASFジャパンの戸塚工場(横浜市戸塚区)にて実施される。
実証実験では、アルプス電気、パナソニック、富士電機、竹中工務店、NTTデータ経営研究所とともに、戸塚工場に自立発電デバイスを設置。
エネルギーハーベスティング技術を用いて光、熱(温度差)、振動、電波など様々な形態で環境中に存在するエネルギーを電力に変換することで、クリーンな発電方法や長期間のエネルギー供給の実現を目指す計画だ。
持続可能な将来を
BASFは、世界をリードする化学会社で、製品ラインは、化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたる。
同社はエネルギーハーベスティング技術を、様々な可能性を持つ革新的なプロジェクトと位置づけ、今後も持続可能なソリューションを提供していく方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
BASFジャパン ニュースリリース
http://www.japan.basf.com/apex/Japan/ja/upload/new