現場にマイスター制度を導入
飛島建設は、12月12日、協力会社施策の一環として、優秀な技能者の処遇改善、現場への定着、若手技能者のモチベーションアップ等を図るため、「とびしまマイスター制度」を導入し、2015年1月から運用を開始することを発表した。
なお、マイスターに選ばれた人には、ヘルメット貼付用のステッカーを用意。
「もの造りのプロセス」、「施工品質」、「アフターサービス」の3つのプロセス全てにおいて“Qualityの追及”という方針を、デザイン化したという。
マイスターの条件
このマイスター制度の対象職種には、大工、鉄筋工をはじめ建築仕上工種等を含めた8職種と、トンネル、機械土工、橋梁工事等の世話役も含まれる。
原則45才以上65才未満で、職長教育修了者かつ登録基幹技能者資格等を有する者の中から、災害防止活動、職場環境改善に協力し、作業指揮等の能力が高く、人柄・実績・貢献度において総合的に優秀な者を「とびしまマイスター」に認定するという。
マイスターの任期は1年。今期は2015年1月から2016年3月までを任期とし、約40名をマイスターとして認定する予定だ。
手当をアップ
飛島建設は、認定者の現場への就労に対し、1日当たり上積み手当を支給する方針である。
なお、初回導入にあたっては資格要件、就労実績、年齢等を緩和して設定しているが、今後、効果を見極めながら検討していく計画だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
飛島建設 プレスリリース
https://www.tobishima.co.jp/news/news141212.html