一日の処理能力150トンの一般廃棄物焼却施設を受注
三菱重工環境・化学エンジニアリングは12月18日、山形市に建設される一般廃棄物焼却施設を受注したと発表した。受注したのは、「エネルギー回収施設(立谷川)建設及び運営事業」。
山形市が運営する一般廃棄物焼却施設「立谷川清掃工場」が老朽化したため、隣接地に代替施設を開発するもの。発注元は山形市など4市町による山形広域環境事務組合で、民間事業者に長期的かつ包括的な業務を一括して発注するDBO方式によって実施された。
受注費用は185億円
新施設は、75トン/日の処理能力を有する流動床式ガス化溶融炉2基を基幹施設として、焼却排熱を活用する蒸気タービン発電・温水供給設備などから構成される。
施設の建設と20年6か月間の運営を行い、これらの費用を合わせた総事業費は約185億円となる。稼働開始は、2017年10月の予定だ。
三菱重工環境・化学エンジニアリングが施設の建設を行い、運営事業は出資会社の山形エコクリエイションが担当する。
また建設・運営にあたっては、山形市内の5社を含む7社が参画する地元密着型の事業グループを結成。地元企業との連携に重きをおいた運営形式を採用した。
(画像は、三菱重工環境・化学エンジニアリングのホームページより)
▼外部リンク
三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社のニュースリリース
http://www.mhiec.co.jp/news/141218.html