蒸気タービンと発電機を受注
三菱日立パワーシステムズが、ドミニカ共和国のAESドミニカーナから蒸気タービンと発電機を受注した。高い燃費効率を実現することにより、エネルギーの有効利用と温室効果ガス削減に貢献する。
約32万キロワットまでアップ
このプロジェクトは、首都サントドミンゴの近くにあるロス・ミナ発電所の既設機器に、蒸気タービンや発電機などを加えることによってコンバインドサイクル化。
燃費効率を高め、出力を約32万キロワットまでアップすることができる。運転を開始した後は、経済発展を背景とした首都域の需要に、高効率で大容量にて応えることが可能だ。
ロス・ミナ発電所をコンバインドサイクル化するための機器であり、設計や調達、建設)を担当するスペインのエンジニアリング会社、テクニカス・レウニダスを通して供給する。
三菱日立パワーシステムズは、2002年にもAESドミニカーナのアンドレス発電所向けにガスタービン・コンバインドサイクル発電設備を納入している。
GTCC発電設備はガスタービンでの発電に加えて、高温排ガスを利用し蒸気タービンでも発電することができる高効率発電システムだ。
運転開始は2017年1月の予定。なお今回の受注は米国拠点であるMHPSAを通して実現したものだ。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
三菱パワー株式会社(旧:三菱日立パワーシステムズ株式会社)ニュースリリース
https://power.mhi.com/jp/news/20141212.html