ロンドンでは4物件目の高級オフィスビル
三井不動産は12月10日、ロンドン・シティにて高層オフィスビルの建設に着工したと発表した。
三井不動産の英国子会社である英国三井不動産(Mitsui Fudosan UK)を通じて、世界屈指の金融街シティ・オブ・ロンドンの中心地に、地上27階建ての「1 エンジェルコート」を建築する。竣工は2016年9月の予定だ。
「1 エンジェルコート」は、地下鉄「バンク」駅から徒歩2分の立地。都市計画の規制で高層ビルが少ないシティエリアにおいて、27階建ての高層ビルは希少価値が高い。高層階からシティの街並みや、セントポール寺院などが一望に見渡せる。
また2階から7階の低層階では、1フロア約600坪の大規模フロアプレートを有し、ユーザーニーズに合わせたフレキシブルな対応が可能だ。
ロンドンでのオフィス賃貸面積は約2万坪
三井不動産は既にシティで開発を進めていたオフィスビル「70 マークレーン」が、この11月に竣工している。
シティの中でも「ロイズ保険組合」等、世界大手の保険会社が集中するエリアの中心「フェンチャーチ・ストリート」駅に隣接する有利な立地。スイスの大手保険会社チューリッヒと長期賃貸借契約を締結した。
三井不動産がロンドンに保有する物件は、「1 エンジェルコート」を含めると4物件となる。「1 エンジェルコート」竣工後の、ロンドンでのオフィス賃貸面積は約2万坪となる見込みだ。これらの事業は、ロンドンの有力デベロッパーであるスタンホープ社と共同で進められている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
三井不動産株式会社のニュースリリース
http://www.mitsuifudosan.co.jp/index.html