「BAクラッド」の第2生産拠点新設
旭化成ケミカルズ株式会社が、滋賀県高島市あいばの地区内にて爆発圧着クラッド「BAクラッド」の第2生産拠点新設すると発表した。
現在は新興国の経済発展や、世界的に人口が増加していることから、エネルギー開発やプラント建設が増加。爆発圧着クラッドの需要も増加している。
世界的に需要が増加
天然ガス田の開発については世界的に様々な場所で計画されており、高性能継手の需要は大幅に拡大している。そのため旭化成ケミカルズでは「BAクラッド」をニッチトップ製品の一つとして、安定供給体制の構築と事業拡大を推進するために第2生産拠点の新設を決定した。
爆発圧着クラッドは爆薬が爆発を起こす時に放出する巨大なエネルギーを利用し、異なる金属同士を圧着した金属板のことだ。
鉄やステンレス、銅、ニッケル、アルミニウムなど実用金属を接合することができ、接合が難しいとされるチタンや、タンタル、なども接合可能だ。
「BAクラッド」は接合強度が非常に高いため、LNG液化装置やLNGタンカーに不可欠である極低温領域向け高性能継手として高い評価を得ている。
現在は筑紫野工場(福岡県筑紫野市)にて「BAクラッド」の生産を行っているのだが、第2生産拠点を新設することによって生産能力は増加する。
第2生産拠点概要
立地:旭化成ケミカルズ株式会社 あいばの地区(滋賀県高島市)内
生産品目:爆発圧着クラッド「BAクラッド」
生産能力:約2,000トン/年(新設後生産能力 合計約6,000トン/年)
工期:2015年2月着工、2016年4月稼働予定(プレスリリースより引用)
立地:旭化成ケミカルズ株式会社 あいばの地区(滋賀県高島市)内
生産品目:爆発圧着クラッド「BAクラッド」
生産能力:約2,000トン/年(新設後生産能力 合計約6,000トン/年)
工期:2015年2月着工、2016年4月稼働予定(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
旭化成株式会社(旧:旭化成ケミカルズ株式会社)ニュースリリース
https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2014/ch141208.html