新建設に向けた調査を開始
電気化学工業は、12月1日、北陸電力との共同出資会社である黒部川電力において、「新姫川第六発電所」の新設を計画し、環境への影響調査、予測及び評価を行う手続きを開始したことを発表した。
なお、黒部川電力は現在5カ所(最大出力:66,900kW)の発電所を所有しており、CO2を排出しないクリーンエネルギーである水力発電の開発を積極的に推進中である。
新規水力発電所の概要
「新姫川第六発電所」は、姫川水系の豊富な河川水を有効活用する水力発電所で、新潟県糸魚川市内に建設される計画だ。
最大出力は約27,500kWを見込み、平成34年4月の送電開始をめざす。
環境に配慮した企業活動で社会貢献
電気化学工業は、カーバイド、石灰窒素を始めクロロプレンゴムに至る石灰・カーバイド系の基盤事業に加え、水力を主体とする自家発電事業にも力を注いでいる。
なお、安定してクリーンなエネルギーを生み出す水力発電所の寿命は100年以上とも言われることから、同社では水力増発電を戦略のひとつに掲げ、これからも資源の有効活用、環境配慮に努め、社会に貢献していくかまえだ。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
電気化学工業 ニュースリリース
http://www.denka.co.jp/news/pdf/20141201_shinhimeroku.pdf
黒部川電力 ホームページ
http://kurobegawa-denryoku.com/