丸の内に国際金融拠点
三菱地所は11月27日、千代田区丸の内一丁目にある「銀行会館」、「東京銀行協会ビル」、「みずほ銀行前本店ビル」の建て替え工事を行うと発表した。
「(仮称)丸の内1-3 計画」として3施設を一体的に建て替えて新たな都市環境を創出する試みについて、全国銀行協会及びみずほフィナンシャルグループと共同事業を進めることで同意した。
国際的金融拠点として地域活性化を牽引
「(仮称)丸の内1-3 計画」が実施されるのは、永代通りと丸の内仲通りに面した区画。
永代通りは「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン」で、“金融・情報軸”に位置付けられており、最先端技術による高機能を有する金融拠点を新たに設けることで、国際競争力の強化に貢献する考えだ。
また、「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン」で“賑わい軸”に位置付けられている丸の内仲通りに沿いには商業施設を設け、丸の内から大手町を結ぶ活気のある都市空間の創出を目指す。
銀行会館は1965年竣工の築49年、みずほ銀行前本店ビルは1973年竣工の築41年といずれも経年化が進んでいる。今回建て替える3施設を合わせた敷地面積は約11326平方メートル。2016年度下期に既存建物の解体工事に着手する予定だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
三菱地所株式会社のニュースリリース
http://www.mec.co.jp/j/news/archives.pdf