46億円で風力発電拠点を建設
ホンダは現地時間11月26日、ブラジルで風力発電の稼働を開始した。
風力発電を開始したのは、ホンダがブラジルで運営する風力発電事業会社「ホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダ」が、ブラジル南部のリオ・グランジ・ド・スル州シャングリラ市に建設した風力発電拠点。
ブラジル自動車業界で風力発電事業に参入するのはホンダが初となる。建設費は約1億レアル(約46億円)。
年間発電量は約9万5,000メガワット時
サンパウロ州スマレ市にあるホンダ四輪車工場から南へ約1,000kmの風力発電拠点に、最大出力3メガワットのタービンを9機設置。最大出力27メガワット、年間発電量は約9万5,000メガワット時を見込む。
ホンダのブラジルで四輪車14万台を生産するのに必要な発電量に相当し、CO2排出量の低減効果は、年間約2,200トン以上となる。
Hondaは生産時やサプライチェーンを含めた企業活動で発生する環境負荷の最小化を目指し、全世界で販売する製品のCO2排出量を、2020年までに2000年比で3割削減する目標を掲げている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
本田技研工業株式会社のニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/2014/c141127a.html