ごみ焼却施設の長寿命化
荏原製作所は、11月26日、グループの荏原環境プラントが、今期(2014年4月1日~11月26日現在)、ごみ焼却施設の基幹改良工事を3件受注したことを発表した。
全国約1200カ所で、ごみ焼却施設が稼働している一方、老朽化が進み、基幹改良をすることで、機能回復と延命化をはかるニーズが高まっているという。
受注概要
受注したのは、群馬県伊勢崎市、埼玉県所沢市、千葉県市原市の基幹改良工事だ。
設備の老朽化した各施設における、適正かつ安定したごみ処理の継続と、CO2削減率20%以上を実現させる計画で、受注金額は、3件合計で約115億円(消費税相当額を含まず)。3件とも、2017年3月の完成をめざす。
なお、改良後は、CO2削減率に応じて、循環型社会形成推進交付金制度に基づき、環境省より自治体に対して事業費の一部が交付されるという。
最良の機関改良を提供
荏原環境プラントは、建設から運営、維持管理まで廃棄物処理施設のトータルソリューションを提供しているおり、長寿命化メニューを多数とりそろえている。
今後も、最適な基幹改良プランを提案し、施設のライフサイクルコスト削減、CO2排出量の削減に取り組むことで、安心・安全な廃棄物処理の実現をめざす。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
荏原製作所 ニュースリリース
http://www.ebara.co.jp/news/2014/20141126.html
荏原環境プラント ホームページ
http://www.eep.ebara.com/