買収を発表
トプコンは、11月21日、100%子会社であるトプコンポジショニングシステムズ社(TPS社)が、Wachendorff Elektronik GmbH社(ドイツ)および販売会社のWachendorff Electronics社(アメリカ)の株式を100%取得したことを発表した。
この買収により、欧州での製造基盤を確立することで、グローバル市場に向けた体制の強化を図る方針である。
Wachendorff Elektronik GmbH社の概要
ドイツ・カイゼンハイムに本社のあるWachendorff Elektronik GmbH社は、1978年に設立された。
長年培われた豊富なノウハウをいかし、耐環境性の高い重機用LCDコンソールユニット、ディスプレイ、コントローラーの開発及び製造を行っており、業界をリードするメーカーとして、重機メーカーより高い信頼を寄せられているという。
現場のニーズに対応
トプコンは、ポジショニング(GNSS、マシンコントロールシステム、精密農業)、スマートインフラ(測量機器、3次元計測、GIS、移動体制御)等の製造・販売を手掛けている。
今後、耐環境性に優れた高精度で高品質なディスプレイ・コントローラーの開発・製造を一貫して行い、ラインアップを拡充することで、建設・農業の現場ニーズに応えていくかまえだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
トプコン ニュースリリース
http://www.topcon.co.jp/news/20141121-17274.html