電力と蒸気を供給するためのプラントを建設
東京ガスがマレーシアで東レにエネルギー供給を行う。
東京ガスグループ傘下のエネルギーアドバンスとガスマレーシア社はマレーシアでエネルギーサービス事業を展開するために、合弁会社「ガスマレーシアエネルギーアドバンス社」を設立した。
その第1号として、東レがマレーシアに設立した「東レグループマレーシア」と契約を結び、エネルギーサービス事業に着手する。東京ガスとエネルギーアドバンスは11月19日に発表した。
事業内容は、東レグループマレーシアの敷地内にエネルギープラントを建設し、エネルギー供給を行うというものだ。
32メガワット規模のプラントで電気と蒸気を供給
エネルギープラントには天然ガスを燃料とする、ガスタービンコージェネレーションシステムを設置する。
16メガワットのタービン2基と追焚きボイラから構成される32メガワット規模のシステムで、燃料はガスマレーシア社から調達される。ここで作られた電力と蒸気を、東レグループマレーシアに提供する。
今回の契約では、プラントシステムの設計から施工、燃料調達、設備のメンテナンスまでの全てをガスマレーシアエネルギーアドバンス社が担当し、東レグループマレーシアはエネルギーサービス料を支払う。
少ないコストで約20%の省エネルギー、約30%のCO2排出量の削減が見込める。東レグループマレーシアへのエネルギー提供期間2016年から15年間の予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東京ガス株式会社、株式会社エネルギーアドバンスのプレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20141119-02.html