パナソニックは、11月20日、100%出資する連結子会社で、インドにおいて電設資材事業を展開する、アンカーエレクトリカルズ社(以下、アンカー社)が、オフィスや店舗向けの非住宅用LED照明器具の販売を開始することを発表した。
インドでは、急速な経済発展に伴い、慢性的に電力不足が続いていることから、政府もエネルギー利用の効率化へ向け、積極的に取り組みを行っているという。
アンカー社は、日本製の高機能シリーズで、光の質を追求したハイエンドの建築照明器具「SmartArchi(スマートアーキ)」を新発売。スタイルやサイズ、明るさ、光色が充実したLEDダウンライト、LEDベースライトなど合計92品番をそろえ、より水準の高い照明設計の実現に貢献する。
また、器具本体とライトバーを組み合わせることで、幅広い品種バリエーションを実現する、一体型LEDベースライト「PROiD」シリーズ54品番と、インドの市場ニーズにあわせたLED照明器具130品番も販売する計画だ。
さらに、パナソニックが独自に開発した空間の照明設計指標「Feu」を、建築家や設計者などに提案し、快適性と省エネが両立する新しい照明空間実現をめざす。
アンカー社は、インド市場で、これまで住宅用LED照明を手掛けてきたが、非住宅用LED照明器具については今回が初めて。住宅用、非住宅用をあわせた2018年度照明事業の売上高は、2013年度の約3倍となる75億円を見込む。
パナソニックはグローバルな総合照明メーカーとして、高品質な「あかり」を提供するとともに、今後も、インドにおける消費電力の削減に貢献していくかまえだ。
(画像はトピックスより)
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パナソニック トピックス
http://panasonic.co.jp/news/topics/2014/129712.html