電力・配電用変圧器及び開閉装置事業
東芝がインドで電力・配電用変圧器及び開閉装置事業を拡大するために新たに設備投資を行い、製造ラインを建設すると発表した。設備投資額は約30億円で、インドにおいての設備投資額は2016年度計画までの計画で約100億円となる。
インドでは高い経済成長が続いており、インフラを中心とした長期的な投資が見込まれている。特に電力・配電用変圧器及び開閉装置事業では電力システムなどの整備拡充もあり、2017年までに現在の5倍増加する計画がある。
経済成長があるインドで投資
今回の新規投資によって東芝電力流通システム・インド社では、高電圧・大容量変圧器765kV・500MVA級機器の製造ラインを増強。開閉装置に関しては本格的に製造ラインを立ち上げることになった。
これまでは中小容量の変圧器や中低圧の開閉装置であったのだがそれに加えて、高電圧・大容量の製品をラインアップする。それによってインドの拠点を中心として、機器供給体制を確立。2018年度までにインドにおいての電力・配電用変圧器及び開閉装置事業シェア20%を目指す。
東芝は東芝電力流通システム・インド社を設立し、インドや周辺諸国に向けた事業を展開している。今後はロシアの電力用変圧器工場ともに、グローバルでの体制を構築していく。
(画像は東芝ホームページより)
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東芝 プレスリリース
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