木質バイオマス発電事業を計画
出光興産は、11月10日、福井県大野市で木質バイオマス発電事業を実施予定の福井グリーンパワー(以下、福井GP)に10%出資したこと、および、福井県大野市において木質バイオマス発電設備建設工事の起工式を行ったことを発表した。
なお、式典には、出資関係者のほか、森林組合、地元地区関係者など約70名が出席したという。
概要
出光興産は今回、福井GPに、九頭竜森林組合、ニューチップ運送とともに出資することを決めた。
福井GPは、林野庁や福井県、森林組合、林業関係者等の支援のもとに設立され、神鋼環境ソリューションが既に出資している。
今後は福井県内で発生する間伐材や一般木材などを燃料として発電を行い、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT制度)を活用した売電事業を行う計画だ。
自然再生エネルギーを推進
出光興産は、高知県でも木質バイオマス発電事業を手掛けており、環境保全に配慮した持続可能な森林づくりに取り組んでいる。
同社は今後も引き続き、未利用エネルギーの有効活用による循環型社会の構築、国産資源確保に努め、地域の林業再生、地域の振興に貢献していくかまえだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
出光興産 ニュースリリース
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2014/