空港向け新交通システムを導入
三菱重工業は11月7日、住友商事の協力を得て、米国フロリダ州のタンパ国際空港向けに新交通システムの建設工事を受注したことを発表した。
同空港は、1970年代に世界で初めてターミナル間を結ぶ新交通システムを導入した空港で、現在はターミナルの近代化およびレンタカー施設の建設を計画中。両施設を結ぶ新たな路線の建設が求められていたという。
受注概要
このプロジェクトは、ヒルズボロ郡空港公団から、米国三菱重工業を通じて受注した。
ターミナルとレンタカー施設の区間約2.3キロメートルを結ぶ路線のシステム新設と車両計12両の供給は、2017年の納入完了をめざす。
また、営業運転開始後5年間の運行・保守(10年間の契約オプションを含む)は住友商事との共同出資会社とともに行う計画である。
世界各地で積極受注
三菱重工業の新交通システムは、日本、米国をはじめ、シンガポールやドバイなど、世界各地で活躍中。今回の受注では、フロリダ州の主要空港すべてに同社システムが導入されることになる。
同社はこれからも高い技術力と信頼性をいかし、引き続き受注拡大をめざすかまえだ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
三菱重工業 ニュースリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/1411075594.html