発電所建設工事を受注
川崎重工業は、11月5日、静岡ガスの電力事業会社である静岡ガス&パワーより、「カワサキグリーンガスエンジン」2基からなる発電所建設工事を受注したことを発表した。
同社は今回の受注について、「カワサキグリーンガスエンジン」およびガスエンジン発電所が経済性に優れ、需給調整にも対応可能なこと等が総合的に高く評価されたものと位置づけている。
受注概要
今回受注した工事は、静岡県富士市に建設される発電容量1.5万kW級の発電所で、発電出力7,800kW、世界最高の発電効率49.5%を誇る、自社開発の「カワサキグリーンガスエンジン」2基で構成される。
同社は、発電所の設計、発電機器の供給および据え付け、土木建築からなる建設工事一式をフルターンキー方式で請け負い、2016年1月の運転開始をめざす。
エネルギービジネスを積極展開
「カワサキグリーンガスエンジン」の強みは、優れた発電効率・環境性能、複数台の効率的な運用による発電所運営面でのフレキシビリティーや運転のしやすさ等にある。
同社は今後もガスエンジンをはじめとした発電設備の提供・販売に取り組み、中小規模発電所などの分散型電源に対するニーズに応えていく方針だ。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
川崎重工業 ニュースリリース
http://www.khi.co.jp/news/detail/20141105_1.html