GIS変電所を受注
日立製作所(以下、日立)は、11月5日、タイ王国(以下、タイ)の発・送電会社であるタイ発電公社のチャイヤプーン変電所における500kVガス絶縁開閉装置(以下、GIS)などを受注したことを発表した。
日立は経済産業省の支援を得て、タイ発電公社に最先端送変電技術を紹介するための研修プログラムを実施。このことが今回の受注につながったと位置づけられている。
受注概要
タイのエネルギー省傘下の発・変電公社であるタイ発電公社は、タイ全土で送電事業を展開しており、今後も経済発展著しいこの地で、送電網強化のためのプロジェクトを計画している。
今回のプロジェクトにおいて日立は、現地のパートナーとGIS含む変電設備一式の設計・調達・建設契約を受注した。
日立の担当は500kVGISを供給すること。一方、現地のパートナーは、230kVGISの供給と変電所の土木工事、機器据え付けを行う予定だ。
メコン地域の経済発展に貢献
日立はこれまで、タイの電力市場においてタイ第1号変電所であるワンノーイ変電所の建設をはじめとし、115kV気中絶縁変電所のGIS化を請け負った実績がある。
同社は今後も、送変電設備案件の一括受注体制強化に取り組み、メコン地域の電力の安定供給に貢献していくかまえだ。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
日立製作所 ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2014/11