大規模植物工場が完成
昭和電工は、10月22日、同社のシステムを採用した遠藤商事の大規模植物工場(山形県天童市)が、竣工したことを発表した。
なお、リーフレタスなどの葉菜類を1日に最大4,000株収穫できる生産能力があるという。
(画像はニュースリリースより)
システム概要
新工場は、植物育成用LED照明を使用した、完全閉鎖型の植物工場で、天候や気温に左右されず農産物を計画的かつ安定的に生産できることが特長だ。
採用された植物工場システムは、山口大学と共同開発した高速栽培技術「SHIGYOR法」と、SHIGYOR法の効果を最大化するように設計されたLED照明や栽培ユニット、栽培マニュアル等の技術サポートなどをパッケージ化。
SHIGYOR法では、農産物の品種に合わせた最適な光を選択的に照射するため、従来の蛍光灯および固定式のLED照明を使用した植物工場に比べて収穫量を増やすことが可能だという。
最適なシステムで栽培を
昭和電工では、今回導入した新システムは、新規事業として植物工場を開始する際に最適なシステムと位置づけている。
なお、新工場で生産された野菜は、山形県のスーパーマーケットなどで販売される予定だ。
▼外部リンク
昭和電工 ニュースリリース
http://www.sdk.co.jp/news/2014/14076.html
遠藤商事 ホームページ
http://www.endo.co.jp/