パナソニック株式会社エコソリューションズ社は23日、「建材リフォームセレクション」販売を発表した。今後はバリアフリーに配慮したリフォームの提案も行っていき、リフォーム市場においての販売拡大を目指していく。
現在のリフォーム市場では、住宅設備を取り替える「小規模リフォーム」が多い。その一方でドアや床など内装建材の取り替えは、大規模なリフォーム以外では少ない。
原因としては「大がかりな工事」をしなければいけないというイメージがあることと、リフォーム業者側からは提案がしづらいということが挙げられる。
(画像はプレスリリースより)
「建材リフォームセレクション」は最小限の工事で内装建材のリフォームができるように工夫ができるものだ。住宅設備の取り替えだけではなく、ひと部屋をまるごとリフォームすることによって理想の住まいを提供する。
特長としてはまず「枠カバー材」がある。これまでドアをリフォームする場合には既存のドア枠を取り外したり、壁を加工したりするなどの大規模な工事が必要であった。
しかし「枠カバー材」では、既存のドア枠に重ねて施工ができる。またカッターで材料を1mm単位にカットできるため、簡単に工事を行うことが可能。ドア枠以外にも窓枠や開口枠部材を揃え、ひと部屋すべてをコーディネイトできる。
枠材を変更した場合には、枠まわりの壁のクロスを貼り替えることなく、破損したクロス部分を覆い隠す見切り縁や、幅木を剥がした後も隠すことができる幅木などもある。
なお、「建材リフォームセレクション」は12月1日より販売開始される予定。
▼外部リンク
建材リフォームセレクション
http://sumai.panasonic.jp/interior/reform/
パナソニック株式会社 プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/10/