融資契約を締結
大阪ガスは、10月30日、FLNGリクイファクション社が最終投資決定をし、国際協力銀行および民間金融機関6行との間で、総額約38億米ドルのプロジェクトファイナンスによる融資契約を締結したことを発表した。
なお、FLNGリクイファクション社は、米国テキサス州のフリーポートLNGプロジェクトの第1系列において、フリーポート社子会社と大阪ガスおよび中部電力が建設・運営を目的に設立した「第1系列液化会社」である。
プロジェクトの概要
フリーポートLNGプロジェクトは、米国テキサス州フリーポート市に液化設備能力約440万トン/年×3系列を建設するもので、稼動開始は2018年を予定している。
大阪ガスおよび中部電力は、第1系列液化設備への新設路線を含むパイプライン使用契約を、米国大手パイプライン事業者のガルフサウス社との間で締結。米国内の主要天然ガス生産地からの調達を実現可能にした。
LNG供給ソースの分散化
両社は今後、銀行団からの初回借り入れに合わせ、第1系列液化会社へ出資を実行する予定だ。
今回のプロジェクト参画を通じ、米国における安価な天然ガスの調達および競争力あるLNG調達を推進、実行する方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大阪ガス プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2014
中部電力 ホームページ
http://www.chuden.co.jp/