太陽光発電システムをカーポートにも
住友林業は、10月20日、カーポートにも太陽光発電システムを搭載することで、さらに大容量の発電を可能とする住まいの提案を開始することを発表した。
同社は、環境配慮機器を搭載した住宅「Green Smart(グリーンスマート)」を販売中。なお、今回の提案は、住宅建築時にカーポートを設置する顧客が対象だという。
(画像はニュースリリースより)
カーポートの概要
カーポートは、積雪30センチメートルまでの地域を設置可能エリアとし、強度を高めるなど、三協アルミ社と共同開発。屋根部にはシャープ社製の太陽光発電システムを搭載するものである。
2台用カーポートには4.06kW、3台用カーポートには6.09kWの太陽光発電システムを設定。影がかからない場所へ設置することで、効率的な発電につながる設置計画を提案していく。
なお、太陽光発電システムとカーポートともに最大15年間の保証体制があり、施工は住友林業グループが手掛けるなど、メリットも多いのが特長だという。
顧客ニーズに対応
住友林業は、2014年2月、「木」の家の良さを活かしつつ最新の環境設備機器を搭載した「Green Smart」をはじめ、その後も高効率で大容量の屋根全面設置型太陽光発電システムを搭載するなど、電力の全量買取制度にも対応可能な商品を順次用意している。
同社は今回のカーポートを、住宅の屋根形状によって希望する発電量に満たない顧客など、再生可能エネルギー固定価格買取制度を最大限活用したいという顧客に幅広く提案していく方針だ。
▼外部リンク
住友林業 ニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2014/2014-10-20.html