密閉式屋内菜園システム「インテリアファーム」
住友林業株式会社が、家具組み込み型密閉式屋内菜園システム「インテリアファーム」の販売を開始した。
利用者の好みに合わせて育てることができるだけでなく、室内のグリーンとして鑑賞用にもなる。育成できるものはレタスや、水菜、パセリ、バジル等約30種類だ。
「インテリアファーム」は、住友林業クレスト株式会社が製造するサイドボードに、パナソニックが開発した菜園システムの実機を組み込んでいる。内装と色合い色合いをあわせデザイン性も兼ね備えた造り付け家具だ。
(画像はプレスリリースより)
デザイン性も兼ね備えている
なおキッチンのカップボードや、リビングのサイドボード等と合わせた家具組み込み型としては業界初となる。季節関係なく安定して栽培することができるため、失敗が少ない密閉式菜園システムでもある。
「インテリアファーム」はキャビネットに工夫を加えた。野菜づくりには絶対に必要な通風や、空気の循環機能などが付いている。
それ以外にもLED照明や液肥を利用した水耕栽培、温湿度管理、ネットワーク接続によるIT管理などの技術を取り入れた菜園システムだ。小型化したことよって手入れがしやすく、メンテナンス手順の明確化もしている。
昨年4月からは新百合ヶ丘住宅展示場のリビングダイニングにて試作機を設置。デザイン性や使い勝手、市場の受容性などの調査を行ってきた。
▼外部リンク
住友林業株式会社 ニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2014/2014-10-17-01.