最新鋭の消防防災ヘリを受注
川崎重工業は、10月14日、愛媛県より最新鋭の「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」を受注したことを発表した。
なお、C-2型消防・防災ヘリコプターとしては11機目の受注。同社製ヘリコプターは1983年の初号機納入以来、全世界におけるベストセラー機として位置づけられているという。
(画像はニュースリリースより)
ヘリコプターの概要
「川崎式BK117ヘリコプター」は、エアバス・ヘリコプターズ社と共同開発した国産ヘリコプター。愛媛県消防防災航空隊に、既存の消防防災ヘリコプターの更新機として配備される計画である。
全長約13メートル、巡航速度は時速246キロメートルで、航続距離は700キロメートル。キャビンスペースが広く、優れた安全性や高い機動性などが特長だ。
機体後部に観音開きの大きなドアを備えているため、担架等の資機材の搬出入も簡単。多用途ヘリコプターとして、人員・物資輸送、警察、ドクターヘリなど、様々な用途に適しているという。
「国産」をいかして
川崎重工業には、優れた技術力と高い信頼性、国産機ならではのきめ細やかなサポート体制がある。
今後も、同ヘリコプターの積極的な営業活動を展開し、受注拡大をめざすかまえだ。
▼外部リンク
川崎重工業 ニュースリリース
http://www.khi.co.jp/news/detail/20141014_2.html