国内最大のバイオマス燃料貯蔵基地を建設
エネルギー資源開発は、10月6日、福岡県北九州市に国内最大級のバイオマス燃料の集配及び貯蔵基地を建設し、運用する計画を発表した。
(画像はホームページより)
バイオマス燃料貯蔵施設の概要
新建設されるバイオマス燃料貯蔵施設の年間最大取扱量は国内最大級の規模となる200万トン。
燃料は、北米やアジアから調達された間伐材・農作物残渣を原料とし、貯蔵、保管する計画で、電力固定価格買取制度対象のバイオマス火力発電所だけでなく、CO2削減のために石炭火力発電所へ供給することも可能である。
なお、バイオマス燃料は、SOL Holdingsや海外企業から調達。運用開始は2017年を予定しているという。
電力供給の安定化
エネルギー資源開発の主力事業は、バイオマス燃料供給事業や火力発電所のコンサルティング事業。今回のプロジェクトを通じ、国内最大級の貯蔵基地から燃料を供給することで、より安定した電力供給が可能になると期待を寄せている。
なお、これからも、同社の強みであるバイオマス事業を通じて、環境負荷低減、産業の創出、発電事業の発展と循環型社会に貢献していくかまえだ。
▼外部リンク
エネルギー資源開発 プレスリリース
http://www.ene-ins.com/image/20141006pr.pdf