ミャンマーで石炭火力発電事業を開始
丸紅は、10月10日、ミャンマー電力省と発電事業の開発に係る覚書を締結したことを発表した。
両者は今後ミャンマーにおいて環境負荷が低く、エネルギー効率の高い発電技術を前提とした「石炭火力発電事業」の検討を始めるという。
(画像はニュースリリースより)
プロジェクト概要
このプロジェクトの目的は、ミャンマー国内および隣国のタイに向けて安定的に電力供給を行うことである。
ミャンマー南部のタニンタリー管区メイ地区に、最先端の技術を採用した環境負荷を低減する石炭火力発電所(1,800~2,000MW)を建設し、タイ中部バンサパン地区まで送電線を敷設する計画だ。
なお、丸紅はタイのGlobal Power社、EGAT社、およびミャンマー・タイの現地企業とコンソーシアムを組成し、事業性の検討を行うという。
ミャンマー、タイの発展に寄与
ミャンマーは昨今の経済成長に伴い電力需要が急増しており、新たな電源開発を行うことが喫緊の課題となっている一方、隣国のタイにおいても、継続的な経済成長により今後も電力需要の増加が見込まれる。
丸紅はこれまで培われた電力事業の経験やノウハウをいかし、両国の電力安定供給、発展に貢献していく方針だ。
▼外部リンク
丸紅 ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2014/release/