「フィールドリンク」を新発売
住友電気工業は、10月8日、作業支援ツール「フィールドリンク」を新たに開発し、住友電工システムソリューションを通じて11月1日より販売を開始することを発表した。
製造、建設現場におけるトラブル対応において、遠隔地から確認できる現場支援ツールも販売はされているものの、いまひとつ実用的ではなかったという。
(画像はプレスリリースより)
「フィールドリンク」の概要
「フィールドリンク」は、小型・軽量のワイヤレスカメラを使ってハンズフリーで工場や建設現場などの状況を共有し、遠隔地からのトラブル対応や作業支援などを行うためのツールである。
高性能なワイヤレスカメラはヘルメットに取り付けることが可能で、人の視野以上の範囲も確認できるため、実際に現地で見ているような感覚で現場を確認できるという。
また、ビジュアルコミュニケーションシステムの映像圧縮・通信制御技術の性能をさらに高めたことにより、ネットワーク環境が整備されていない場所でも、モバイル回線によりリアルタイムでモニタリングが可能だ。
販売目標は100セット以上
住友電気工業は、現場確認にとどまらず、資料や図面のチェックなど、さまざまな用途で活用可能と位置づけている。
なお、今年度100セット以上の販売を見込む。
▼外部リンク
住友電気工業 プレスリリース
http://www.sei.co.jp/news/press/14/prs098_s.html
住友電工システムソリューション ホームページ
http://www.seiss.co.jp/