「橋梁点検ロボットカメラ」を発売開始
日立産業制御ソリューションズは、9月30日、三井住友建設と共同で開発した社会インフラ用点検装置「橋梁点検ロボットカメラ」を同日より販売開始することを発表した。
現在、日本の橋梁は老朽化がすすんでおり、災害対応などの観点から、効率的な点検調査が求められている。
(画像はニュースリリースより)
新製品の概要
「橋梁点検ロボットカメラ」は、目視で確認するには困難な場所において、伸長可能なポールに設置したカメラと、カメラを操作するタブレットPCを用いることで、橋の点検を安全かつ効率的に行うシステムだ。
両社は、点検作業を実施している会社の市場調査結果をもとに開発。懸垂型・高所型・懸垂型+高所型の3モデルを用意した。
作業者は、光学倍率30倍のカメラとクラックスケールにて、ひび割れも割れ幅も調査できるだけでなく、安全な場所で、簡単な操作のみで点検ができるという。
販売目標は200台
両社は、今回の製品化について、社会インフラの維持管理及び災害対応の効率化・迅速化に貢献するものと位置づけている。
なお、全国に販売を拡充し、2014年度、3モデル合計販売台数200台をめざす。
▼外部リンク
日立産業制御ソリューションズ ニュースリリース
http://www.hitachi-ics.co.jp/product/newsrel/2014-09
三井住友建設 ホームページ
http://www.smcon.co.jp/